Google が提供する実験的な AI ツール「Mixboard」が、新たに 180 か国以上で利用可能になりました。今回の拡大により、日本のユーザーも Mixboard にアクセスできるようになっています。
Mixboard とは
Mixboard は、アイデアの発想や整理を支援する AI 搭載のコンセプトボードツールで、Google Labs の実験的プロジェクトとして 2025 年 9 月に登場しました。
テキストや画像を自由に配置し、Gemini ベースの画像生成モデル「Nano Banana」を利用して画像を作成・編集できるのが特徴です。自分の画像をアップロードして使うことも可能で、発想段階のメモやデザイン構想を視覚的にまとめることができます。
ボードサイズを 4 倍に拡大、より柔軟なレイアウトが可能に
Mixboard はリリース以降、パーティーの企画、DIY プロジェクト、ストーリーボード制作など、幅広い用途で利用されてきました。
今回のアップデートでは、ユーザーの要望を受けてボードのサイズが従来の 4 倍に拡大。より大きなキャンバス上で、アイデアを自由に展開できるようになっています。
日本語入力にも対応
リリース当初は、日本からアクセスしても「利用できない」と表示されていましたが、今回のアップデートによって筆者の環境(日本の Google アカウント)でも Mixboard にアクセス可能であることを確認しました。
インターフェースは現時点で英語のみですが、プロンプトは日本語でも正常に動作しています。

提供状況と今後
Mixboard は現在、Google Labs 内での実験的プロジェクトとして提供されています。利用には Google アカウントが必要で、正式版の提供時期は未定です。
ただし、Gemini を活用した発想支援ツールとしての位置づけや、将来的な Workspace 連携の可能性も期待されています。
出典: Google



 
			 
			 
			 
			