BOOX は、6.13 インチのカラー E-Ink 画面と 5G 通信に対応する新しい電子リーダー「BOOX Palma 2 Pro」を米国および欧州で発売しました。
価格は 399.99 ドル(約 6 万円)で、Charcoal Black と Ivory White の 2 色展開となっています。
カラー電子ペーパーと 5G を両立した電子リーダー
Palma 2 Pro は、 6.13 インチの E-Ink 「Kaleido 3」カラーディスプレイを採用し、モノクロ表示で 300ppi、カラー表示で 150ppi の解像度を実現しています。従来のバックライト液晶と異なりブルーライトを発しないため、屋外でも紙のような見た目となります。

さらにシリーズ初となる 5G 通信に対応し、ハイブリッド SIM スロットを搭載することで、microSD カードによる拡張ストレージ(最大 2TB)にも対応します。
Android 15 と 8GB RAM 搭載
チップセットは非公開ですが、オクタコア CPU を搭載し、8GB RAM と 128GB ストレージを備えています。OS は Android 15 を採用し、Google Play ストアを利用可能なため、電子書籍やニュースアプリ、ノートアプリなどの Android アプリを自由にインストールできます。

独自の「BOOX Super Refresh」技術により、ページ切り替え時の残像(ゴースト)を軽減します。デイ・ナイトモード切替に対応するデュアルトーンフロントライトを備え、暗所でも快適に読書が可能です。
スタイラス対応・指紋認証・防滴設計も
BOOX InkSense Plus スタイラス(別売)に対応しており、メモや注釈の書き込みもできます。防滴(撥水)デザインを採用しており、軽い雨や水しぶきにも耐えられます。
そのほか、指紋認証付き電源ボタン、ステレオスピーカー、16MP カメラ、A-GPS、Bluetooth 5.1、オートローテーションなどを搭載。重さは約 175g と軽量で、片手でも持ちやすいサイズです。
Palma 2 Pro に関する詳細は、BOOX 公式サイトをご覧ください。
記事執筆時点では、まだ日本での正規販売についてアナウンスはありません。