Google は 2025 年 9 月 30 日 (米国時間)、デスクトップおよび Android 向けの Chrome ブラウザの最新安定版となる「Chrome 141」をリリースしました。
今回のアップデートに関する詳細なリリースノートは公開されていませんが、複数の修正と改善が含まれています。
アップデートは、今後数日から数週間かけて順次展開される予定です。
デスクトップ版 Chrome 141 のアップデート詳細
デスクトップ向け Chrome 141 には、いくつかの修正と改善が含まれています。
今回のアップデートにおける、デスクトップ版 Chrome のバージョンは以下の通りです。
- Windows および Mac: 141.0.7390.54/55
- Linux: 141.0.7390.54
変更点の完全なリストは、公式の変更ログで確認できます。
Chrome 141 で提供される新機能や大規模な取り組みについては、今後数日または数週間以内に Chrome および Chromium の公式ブログで詳細が公開される見込みです。
なお、Google は先月に今後の Chrome ブラウザに関する変更として、Gemini 統合を含む 10 個の新機能を発表しています。また、管理者向けの Chrome 141 リリースノートはすでに公開されています。
Android 版 Chrome 141 のアップデート詳細
デスクトップ版と合わせて、Android 版の Chrome 141 (141.0.7390.43)もリリースされました。Google Play ストアを通じて、今後数日かけて順次配信されます。
このリリースには、安定性とパフォーマンスの向上が含まれています。また、特記がない限り、Android 版のリリースにはデスクトップ版と同じセキュリティ修正が含まれます。
まとめ
今回の Chrome のアップデートは、デスクトップ (Windows, Mac, Linux) と Android の両方が対象となり、安定性やパフォーマンスの向上に加えて、複数の修正が行われています。
ユーザーが日々直面するセキュリティの脅威は進化し続けており、ブラウザを常に最新の状態に保つことは、オンラインでの安全を確保するための最も基本的な対策の一つです。
特別な理由がない限り、利用可能になり次第、速やかにアップデートを適用することをお勧めします。
Chrome ブラウザは通常、自動でアップデートされますが、ブラウザの右上にあるメニュー (3つの点) から [ヘルプ] > [Google Chrome について] を選択することで、手動でアップデートを確認・適用することも可能です。
出典: Chrome Releases