Google は、これまで Web 版でのみ提供していた Google ドライブ の Gemini 連携機能を、Android および iOS のモバイルアプリにも展開することを発表しました。
これにより、モバイルデバイスからでもファイルやフォルダの内容について質問したり、要約を作成したりできるようになります。
Google ドライブアプリの Gemini でできることの例
今回のアップデートにより、モバイル版の Google ドライブアプリで Gemini を使用して、以下のようなことが可能になります。
- 長いドキュメントやフォルダ全体を要約し、要点を素早く把握する。
- Google ドライブ内の特定のフォルダ、あるいは全てのファイルを横断して情報を統合し、特定のトピックについて議論する。
- 関連ドキュメントを探したり読んだりすることなく、プロジェクトやトピックに関する簡単な情報を取得する。

展開スケジュールと対象ユーザー
この機能は、即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で 2025 年 9 月 22 日から 15 日以上かけて展開されます。
なお、利用を開始するには管理者がスマート機能とパーソナライズをオンにしている必要があります。ユーザー側は特に設定の必要はありません。
この機能は以下の Google Workspace ユーザーが利用可能です。
- Google Workspace Business Standard および Plus
- Google Workspace Enterprise Standard および Plus
- Google AI Pro for Education
- Google One AI Premium
- Gemini Business / Enterprise
まとめ
今回のアップデートにより、Google ドライブのモバイルアプリでも Gemini の AI 機能が利用できるようになりました。
外出先からスマートフォンでドキュメントの要点を素早く確認したり、複数のファイルにまたがる情報を検索したりすることが可能になり、場所を選ばずに作業効率を大幅に向上させることができます。