10 月 1 日に発表が予想されている Google の新しい「Nest Cam」と「Nest Doorbell」が、米国の販売店の店頭に誤って並んでいることが報告されました。
製品パッケージからは、新モデルが「2K」解像度に対応し、AI モデル「Gemini」を搭載することが改めて明らかになっています。
発表前に製品が店頭に登場
Reddit ユーザーが米国のホームセンター Home Depot を訪れた際、未発表の Nest 製品が陳列されているのを発見しました。
Google の新製品が発表前に小売店のミスで店頭に並ぶのは過去にも起きており、今回も同様のケースとみられます。

公開された画像から、製品パッケージが昨年から採用されている新しいデザインに変更されていることがわかります。
製品名と解像度
製品名には「2K」という表記が追加されており、現行モデルからの解像度向上を示唆しています。予想される正式な製品名は以下の通りです。
- Nest Cam Outdoor (wired, 2nd Gen)
- Nest Cam Indoor (wired, 3rd Gen)
- Nest Doorbell (wired, 3rd Gen)
Gemini 搭載
従来の製品との大きな違いは、パッケージ側面に記載された「with Gemini」のバッジです。これまで Google は「Pixel 10 with Gemini」といった形で広告などでアピールしてきましたが、製品パッケージへの記載は新しい動きです。
Gemini が搭載されることで、人物や物体の認識精度が向上し、より高度で正確な通知機能が実現されることが期待されます。
デザインと価格について
カメラ本体の物理的なデザインは、2021年に登場した現行モデルから大きな変更はないようです。一方で、鮮やかな赤色を含む新しいカラーが追加されています。この目立つ色は、防犯カメラとしての視認性を高める意図があるのかもしれません。
なお、今回目撃された値札は旧世代の「2ND GEN」Nest Doorbell を指しており、新製品の価格ではない可能性が高いです。
多くの場合、正式発表前に製品をレジで購入しようとしてもシステム側でブロックされますが、過去には購入できてしまった例も存在します。
まとめ
新しい Nest Cam と Nest Doorbell は、2K 解像度へのアップグレードと Gemini 搭載によるスマート機能の強化が主な特長となりそうです。
すでに製品が販売店に出荷されている状況から、10 月 1 日と噂される正式発表後、すぐに販売が開始されると予想されます。
おそらく価格などの情報についても、発表を前に明らかにされる可能性があります。
出典: 9to5Google