Google は 2025 年 9 月 3 日 (現地時間)、長期サポートチャンネル (Long Term Support : LTS) を利用している Chromebook などの ChromeOS デバイスに対し、新たなマイナーアップデートをリリースしました。
このアップデートにより、LTS チャンネルを利用しているほとんどの ChromeOS デバイスは、バージョンが 132.0.6834.242 (プラットフォームバージョン: 16093.116.0) へと更新されます。
今回のアップデートについて
今回のアップデートは、ChromeOS 132 LTS におけるマイナーアップデートです。公式のリリースノートでは具体的な変更点は明らかにされていませんが、LTS 版のマイナーアップデートは、主にセキュリティ修正や小規模なバグの修正が中心となることが一般的です。
そのため、今回のアップデートもシステムの安定性や安全性を向上させるための修正が含まれているものと考えられます。
LTS (長期サポート) チャネルとは
LTS チャネルは、機能更新の頻度を抑え、一貫した安定性を求めるユーザーや企業向けに提供されているアップデートチャンネルです。
通常の Stable (安定版) チャンネルが約 4 週間ごとにメジャーアップデートを受け取るのに対し、LTS チャンネルは 6 ヶ月ごとにメジャーアップデートが提供されます。その間は、セキュリティ修正などを目的としたマイナーアップデートが定期的に配信される仕組みです。
これにより、管理者は大規模な変更に伴う互換性の問題などを心配することなく、デバイスを常に安全な状態に保つことができます。
次回のメジャーアップデート予定
ChromeOS 132 LTS は、2025 年 4 月 9 日に最初のメジャーアップデートが展開されました。
次回の LTS 向けメジャーアップデートは、2025 年 10 月 14 日に予定されており、ChromeOS LTS-138 への更新が行われる予定です。
ChromeOS 132 LTS に含まれる、ChromeOS 127 から ChromOS 132 までの変更点やアップデートについては、以下をご覧ください。
出典: Chrome Releases