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Google メッセージ、海外の一部地域で RCS が利用不能に。キャリアの非対応が原因か

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Google メッセージの RCS 設定画面の「接続中」表示部分のスクリーンショット

海外の一部の国で、Google メッセージの RCS (リッチコミュニケーションサービス) 機能が 2025 年 8 月頃から利用できなくなっている問題が報告されています。

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海外の一部地域で RCS が停止

Reddit や Google のヘルプコミュニティによると、ケニア、バングラデシュ、パキスタンといった国々で、Google メッセージの RCS 機能が停止したとの報告が上がっています。

影響を受けたユーザーの端末では、これまで利用できていた「チャット機能」が「この携帯通信会社は現在サポートされていません」という表示に変わり、従来の SMS / MMS しか利用できなくなっています。

原因は Google のサポート方式変更か

この問題について Google のサポートは「携帯通信会社の対応が必要」と回答しており、Google 側ではなく、各国の通信キャリアに起因する問題との見方を示しています。

有力な説として、Google がこれまで提供してきた「Jibe」によるサポートを停止した可能性が挙げられます。Jibe は、キャリアが RCS に未対応の場合に Google が機能を代替するサービスです。

もし Google がこのサポートを終了すれば、RCS の提供は各キャリアの判断に委ねられます。

キャリア側には、有料 SMS からの収益維持や、他のメッセージアプリが普及していることなどを理由に、RCS の導入に消極的な場合があると考えられます。

まとめ

海外の一部地域で起きているこの問題は、Google のサポート方針の変更が背景にあると見られています。これにより、RCS の普及は各国の携帯通信会社の判断に大きく左右される状況となります。

なお、この問題が日本国内のサービスに直接影響することはありません。

ちなみに、日本も含めて Google メッセージの RCS では、「セットアップ中」や「接続中」のまま止まってしまい RCS を利用できないという問題が根強くのこっています。これについては、以下の回避策を利用することで解消する可能性があります。実際に筆者も Pixel デバイスで同様の問題に遭遇していましたが、この回避策により無事解消しました。

出典: Android Authority

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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