YouTube Music が、アプリの「検索」ボタンを画面上部から下部のナビゲーションバーに移動させる A/B テストを実施していることが一部のユーザーによって報告されました。
この変更は操作性の向上につながる可能性がある一方で、既存のタブが統合されることによる懸念も示されています。
検索ボタンの配置変更をテスト
Reddit ユーザーの報告によると、YouTube Music はアプリの UI に関する新しいテストを行っていることがわかりました。このテストでは、これまで画面上部に配置されていた「検索」ボタンが、画面下部のナビゲーションバーに移動しています。

この変更は一部のユーザーを対象とした A/B テストの一環であり、すべてのユーザーに表示されているわけではありません。そのため、ほとんどのユーザーのアプリでは、これまで通り上部に検索ボタンが表示されます。

ユーザーからの反応
この変更に対して、ユーザーからは賛否両論が寄せられています。
賛成するユーザーは、主要機能である検索ボタンがアクセスしやすい下部に移動することで、特に大画面スマートフォンでの操作性が向上すると歓迎しています。
一方で、新しいレイアウトでは楽曲発見機能である「サンプル」タブが削除され、「探索」タブも検索内に統合されたことでアクセスに手間がかかるようになる点について、一部のユーザーからは懸念の声が上がっています。
まとめ
今回の UI 変更はまだテスト段階であり、今後すべてのユーザーに展開されるか、あるいは別の形に変更されるかは不明です。
検索機能へのアクセス性は向上するものの、楽曲発見機能の利便性が一部損なわれる可能性があり、ユーザーのフィードバックを受けて Google がどのような判断を下すかが注目されます。