Google Discover、表示言語を複数選択可能になるかもしれない

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Google 検索アプリの検索ホーム画面

Google Discover フィードで、表示されるコンテンツの言語をユーザーが複数選択できるようになる、新しいカスタマイズオプションがテストされている可能性が報告されました。

これは Android Authority が Google アプリのベータ版バージョン 16.33.64 から発見したもので、実装されればユーザーはこれまで以上に自分好みのフィードを構築できるようになります。

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Discover で複数言語のコンテンツを自由に選択

現在の Discover フィードでは、ユーザーは主に表示したい言語を1つだけ選択できます。その他の言語のコンテンツは、ユーザーのウェブ閲覧履歴などに基づいて Google が自動的に判断して表示しており、ユーザー側でできるのは特定の言語のコンテンツを非表示にすることだけでした。

今回テストされている新機能が導入されれば、ユーザーは能動的に複数の言語を選択し、関心のある様々な言語のコンテンツをフィードに表示させることが可能になります。

この新機能は、Google アプリの「設定」内に「Discover feed languages (Discover フィードの言語)」という項目として追加されるとみられています。

この設定画面では、ユーザーはいつでも表示したい言語を追加したり、不要になった言語を削除したりすることができるようです。また、Android Authority が確認した限りでは、選択できる言語の数に特に制限は設けられていないとしています。

ただし、この機能はまだ開発の初期段階にあり、一般のユーザーが利用できる状態ではありません。

Discover のエンゲージメント向上を目指す動きか

Google は、Discover フィードをユーザーにとってより魅力的でエンゲージメントの高いものにするための取り組みを続けています。今回の言語選択機能のテストも、その一環であると考えられます。

最近では、複数の情報源から特定のトピックに関する情報を集約し、要約として提示する「AI 概要」を Discover フィードに導入するなど、機能強化が進められています。

ユーザーがより柔軟にコンテンツをカスタマイズできるようになれば、Discover フィードの利便性はさらに向上することが期待されます。

まとめ

今回発見された複数言語の選択機能は、例えば「英語の最新ガジェット情報と日本語の国内ニュースを同時にチェックしたい」といった多言語ユーザーにとって、非常に便利なものとなる可能性があります。

ただし、この情報は開発中の機能に基づくものであり、Google が将来的にこの機能を正式にリリースするかどうかは現時点では不明です。

出典: Android Authority

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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