Google は、Pixel Budsアプリのデザインも Material 3 Expressive に刷新し、特にイコライザーのインターフェースを更新しました。
このアップデートは、来月予定されている Pixel Buds Pro 2 の大型アップデートと、10 月に発売される Pixel Buds 2a に先駆けて行われます。
目次
主なデザインの変更点
- サウンドメニューの再編成: Material 3 Expressive のコンテナ(要素をまとめる枠組み)を使って、関連する設定をグループ化することで整理されています。
- イコライザーインターフェースの変更: 以前はメインページに表示されていたプリセットが、新しいイコライザーページに移動し、ドロップダウンメニューから選択する方式になりました。
- イコライザーのプリセット: デフォルトの設定以外に、「低音 (強)」、「低音 (ライト)」、「バランス重視」、「ボーカルブースト」、「シャープ」、「最後に保存した設定」の 6 つが用意されています。
- Material 3 Expressive デザインのスライダーが導入: Android 16 QPR1以降のデバイスでは、「超高音」、「高音」、「中音」、「低音」、「超低音」の 5 つの周波数帯を調整できるスライダーが利用可能になります。また、音量 EQ のトグルも搭載されています。
- タッチコントロールページの簡素化: 「長押しをカスタマイズ」するインターフェースが改善され、Gemini が前面に出るようになりました。

この新しい Pixel Buds アプリのバージョンは 1.0.797529601 で、現在 Google Play ストアを通じて順次配信されています。
記事執筆時点では、筆者環境の Pixel Buds アプリは前のバージョンで動作しているため、今回の変更をまだ確認できていません。
出典: 9to5Google