Google が Android 14 から開発を進めていた、スクリーンショットに URL を添付して共有する機能が、最新の Android Canary で利用可能になったことがわかりました。
また、筆者の Android 16 QPR2 Beta 1 環境でも動作することを確認しています。
これにより、ユーザーはスクリーンショットの共有をより簡単かつ便利に行えるようになります。
スクリーンショット共有がより便利に
この新機能は、Android Canary の最新リリース (2508) で確認されました。
Android Authority によると、サポートされているアプリでスクリーンショットを撮影し、共有ボタンをタップすると共有シートが表示されます。
そこで表示される「リンクを含める」のチェックボックスをオンにするだけで、スクリーンショットにウェブページの URL が自動的に添付されます。これにより、ユーザーは手動で URL をコピー&ペーストする手間が省けます。

この機能は、Google Chrome、YouTube、Telegram などのアプリで動作することが確認されています。今後、さらに多くのアプリで対応が進む可能性があります。
筆者の環境では Android 16 QPR2 Beta 1 でも動作を確認
手持ちの Android 16 QPR2 Beta 1 のデバイスで試したところ、 Google Chrome アプリ上でスクリーンショットを撮影すると「リンクを含める」オプションが表示されました。このことから、一部のデバイスでは Android 16 QPR2 Beta 1 でもこの機能が利用可能になっている可能性があります。

この機能のメリット
この機能の最大のメリットは、スクリーンショットの共有時に URL を手動でコピーする手間が省けることです。
例えば、YouTube 動画の特定の場面をスクリーンショットで共有する際に、その動画のリンクもシームレスに含めることができます。
また、後でスクリーンショットを見返したときに、関連するウェブページに簡単にアクセスできるという利便性もあります。
今後の展開
この機能は現在、開発者や先進的なユーザー向けのテスト版である Android Canary または Android 16 QPR2 Beta 1 で提供されています。
そのため、一般ユーザーが利用できるようになるまでには、まだ時間がかかる可能性があります。将来的には、 Android 16 QPR2 などの安定版 OS に正式に搭載されることが期待されます。