Android 向けの Google パスワード マネージャーが、Google Play 開発者サービスを通じて Material 3 Expressive に基づく新しいデザインの展開を広範囲で開始しました。
今回のアップデートでは、主にコンポーネントが更新されたほか、実用的な機能が追加されています。
デザインの主な変更点
今回のアップデートによる主なデザイン変更点は以下の通りです。
新しい検索バーとフィルター
アプリを起動すると表示される錠剤型の検索バーは、Google のデザインガイドラインで推奨されている4色の鍵のアイコンとプロフィール写真が両脇に配置されています。
この検索バーは、認証情報リストをスクロールしても画面上部に固定されるため、いつでも素早く検索を開始できます。

また、その直下には「すべて」 、「パスワード」、「パスキー」、「ネットワークデバイス」 で表示を絞り込める便利なフィルターが設置されました。これにより、目的の認証情報をより簡単に見つけることが可能になります。
他のタブのデザインも変更
「パスワード チェックアップ」 や 「設定」 タブに切り替えると、検索バーの代わりに各タブのタイトルが表示されるようになります。


各認証情報は、より角が丸くなった個別の項目にまとめられ、視覚的に整理されました。
さらに、これまでデフォルトの青色だったアクセントカラーが、システムの配色を反映するダイナミックカラーに対応しました。これにより、OS との一体感があるデザインでアプリを利用できます。
まとめ
Android 版 Google パスワード マネージャーの Material 3 Expressive を採用した新しいデザインは、Google Play 開発者サービスのバージョン 25.31 以降で広く展開されています。
上部に固定される検索バーや新しく追加されたフィルター機能によって、パスワードやパスキーなどの管理がより効率的になります。
出典: 9to5Google