Android の「Find Hub」(以前のデバイスを探すネットワーク) に、友人や家族の位置情報をホーム画面から素早く確認できる新しいショートカット機能が開発中である可能性が報告されました。
これは Android Authority (AssembleDebug) が、最新の Find Hub アプリv3.1.399-3 を APK 解析したことでから明らかになったもので、Google マップに既に存在する便利な機能が、Find Hub にも導入されるようです。
現在の機能と新機能
現在の「Find Hub」では、位置情報を共有している相手に対して、情報の更新、マップからの非表示、ブロックといった操作が可能です。しかし、相手の現在地を確認するには、その都度アプリを起動する必要がありました。
今回、最新バージョン 3.1.399-3 のアプリのコードから新たに見つかったのは、特定の相手の位置情報を表示するためのショートカットをホーム画面に作成するオプションです。
このショートカットを設定すれば、ワンタップで「Find Hub」が起動し、指定した友人や家族の現在地をすぐにマップで確認できるようになります。

多くのショートカットをホーム画面に置くユーザーは少ないかもしれませんが、パートナーや子供、親しい友人といった人のためであれば、便利な機能となる可能性があります。
追跡ツールを一元化する狙い?
実は、同様の機能はすでに Google マップで提供されています。位置情報を共有している相手であれば、ホーム画面にショートカットを作成することが可能です。
今回、この機能が「Find Hub」にも追加される可能性があることは、Google が追跡関連のツールを集約する狙いがあると考えられます。「ハブ」という名の通り、関連機能がすべて1か所にまとまることで、ユーザーの利便性向上が期待されます。
まとめ
「Find Hub」は、名称変更や人物追跡機能の追加など、今年に入ってからいくつかの開発に取り組まれており、今回のホーム画面ショートカット機能も、その一環として開発が進められているようです。
ただし、この記事で紹介した機能は、APK 解析によって発見されたものであり、将来的に必ずしもリリースされるとは限らない点にご注意ください。