Android の Gmail、通知から「既読にする」ボタンが広く展開。検索バーも新デザインに

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Android 版の Gmail アプリにおいて、通知から直接メールを「既読にする」ための便利な機能が広く展開され始めました。また、Google の最新デザイン言語である Material 3 Expressive の一環として、検索バーのデザインも更新されています。

目次

通知に「既読にする」ボタンが追加

6 月下旬から一部のユーザーに展開されていた、通知シェードから直接メールを「既読にする」ことができる機能(ボタン)が、Gmail アプリのバージョン 2025.08.04.x 以降で広く利用できるようになりました。

[既読にする] ボタンが追加された Gmail の通知

この新しいボタンは、通知上で [削除] または [アーカイブ] ボタンと [返信] ボタンの間に表示されます。これにより、アプリを開かずに通知からメールを既読処理できるようになり、日常的なメール管理の利便性が向上します。

Material 3 Expressive による検索バーの刷新

今回のアップデートでは、Gmail アプリに表示される検索バーの Material 3 Expressive デザインへの適用も進められています。

これまでのデザインでは、ハンバーガーメニュー (ナビゲーションメニューを開くボタン) とプロフィールアイコンは検索バーの中に配置されていましたが、新しいデザインではこれらがバーの外側に移動しています。その結果、検索バー自体の横幅は少し狭くなりました。

ただし、この検索バーのデザイン変更の展開は、まだ一部のユーザーに限られており、すべてのユーザーが利用できるようになるには時間がかかる可能性があります。筆者のデバイスでもまだ変更を確認することができませんでした。

なお、同様のデザインは、すでに Google Keep アプリでも導入が確認されています。

まとめ

今回のアップデートで導入された通知からの「既読にする」機能は、多くのユーザーにとって便利な機能であり、メールチェックの効率を大きく向上させることが期待されます。

一方、検索バーのデザイン変更は、Google の他のアプリとのデザインの一貫性を高めるためだと思われますが、まだ広く展開されているわけではないため、今後のアップデートに期待です。

出典: 9to5Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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