YouTube Music のポッドキャスト機能に、長らく実装が待たれていた「無音部分をカット」機能が導入されました。これを有効にすることで会話のない空白時間を自動的にスキップしてくれるようになります。
Google Podcasts のサービス終了に伴い YouTube Music へ移行したユーザーにとって、この機能がないことは不満点の一つでしたが、1 年以上の時を経てついに利用可能になりました。
「無音部分をカット」機能がようやく実装
今回 YouTube Music に追加された「無音部分をカット」は、ポッドキャストの再生中に発生する会話のない無音部分を自動的に取り除く機能です。これにより、ユーザーはよりスムーズに、時間を無駄にすることなくコンテンツを聴くことができます。
この機能は、再生速度のコントロールメニュー内に追加されており、ユーザーが任意でオン・オフを切り替えることが可能です。実際に筆者のデバイスでも、「無音部分をカット」のオプションが追加されていることを確認しました。

1年越しの実装
この機能は、もともと 2018 年に Google Podcasts に導入されていましたが、Google がポッドキャストサービスを YouTube Music に統合し、Google Podcasts を終了させた際、この便利な機能は引き継がれませんでした。
この機能が YouTube Music で開発されていることは、2024年3月の APK 解析によって明らかになっていましたが、発見から 1 年以上が経過しても実装される気配はありませんでした。しかし、Reddit ユーザーなどの報告によれば、どうやら過去 1 ヶ月ほどの間に展開されたものと見られます。
まとめ
今回、YouTube Music で「無音部分をカット」機能が追加されたことで、終了してしまった Google Podcasts の機能に近づきました。しかし、本来であれば Google Podcasts のサービスを終了する前に、主要な機能を YouTube Music に実装しておくべきだったと思います。
いずれにしても、YouTube Music で改善が望まれていた問題が一つクリアされましたので、今後の改善やアップデートにも期待です。