Google フォトが、アプリの操作を効率化する 2 つの新機能をテストしている可能性が報告されました。
Android アプリの解析から、ユーザーの顔認識を簡単にする設定と、共有アルバムへの写真追加を簡単にする変更が発見されました。これにより、写真整理の手間がさらに軽減されることが期待されます。
顔認識の設定がより簡単に
Google フォトの優れた機能の一つである顔認識によるグループ分け(フェイスグループ)において、ユーザー自身の顔を設定するプロセスが、よりシンプルになる可能性があります。
自分の顔の選択・編集フローを短縮
現在のアプリでは、設定から「自分のラベルが付いた顔」という項目をタップし、写真の一覧から顔を選ぶ必要があります。テスト中の新しいユーザーインターフェース (UI) では、設定画面に「編集」と「削除」のボタンが直接表示され、より少ない手順でアクセスできるようになるようです。

顔を選択する画面も、従来のグリッド表示から、アルバム内で頻繁に登場する顔が優先的に表示される新しいデザインに変更される可能性があります。

この変更は、これまで別々だった「顔の編集」と「削除後の新規選択」の操作フローを統合し、設定完了までのタップ数を減らすことを目的としていると考えられます。
表示名の変更もシンプルに
現在、自分の顔に関連付けられた名前を変更するには、「コレクション」タブ内の「人物とペット」から自分のアルバムを探し、複数の画面を経由する必要があり、少し手間がかかります。
テスト中の新しい UI では、顔を選択した直後に名前を変更するオプションが表示され、より直感的に操作が完了するようになる見込みです。

共有アルバムへの写真追加も効率化
顔認識機能の改善に加え、共有アルバムへの写真の追加操作もより簡単になる可能性があります。
現在、他のユーザーが所有する共有アルバムに写真を追加する場合、目的のアルバムを手動でスクロールして探すか、名前で検索する必要がありました。
テスト中の機能では、「アルバムに追加」を選択した際に、「共有されたアルバム」と「自分のアルバム」で絞り込みができる新しいソートオプションが追加されるようです。これにより、特に多くのアルバムを管理しているユーザーは、目的の共有アルバムを素早く見つけられるようになります。

まとめ
今回発見された機能は、アプリの解析によって明らかになったものであり、実際にリリースされるかどうかは現時点では不明です。
しかし、これらの変更点は Google フォトにおける日々の写真整理における小さなストレスを軽減し、ユーザーの利便性を向上させる改善点です。今後の正式な発表が待たれます。