Google フォトの共有アルバムで、写真や動画へのリアクションが従来の「高評価 (ハート)」ボタンから、複数の絵文字で反応できる新しいリアクション機能に置き換わる可能性が報告されました。
この情報は Android Authority の AssembleDebug 氏が Google フォトの最新バージョン (7.40.0.790840830) を APK 解析したことで、発見したものです。
「高評価」から「リアクション」へ
今回の変更が反映されると、従来のハートアイコンから新たに「リアクション」ボタンに置き換えられます。このボタンをタップすると、5 種類の絵文字が表示されるため、単純な「高評価」以外の反応を伝えられるようになります。

リアクションはコメントとして表示
また、リアクションの表示方法も変更されており、従来の「高評価」はコメント欄に名前とハートアイコンが表示されるだけでした。しかし、新しい絵文字リアクションは、ユーザーのプロフィール写真と共にコメントとして投稿されるようです。これにより、誰がどのような反応をしたかが一目でわかりやすくなります。

デフォルトタブも「作成」タブに変更か
さらに今回の解析では、Google フォトアプリがデフォルトで「作成」タブで開く挙動が確認されました。この「作成」タブは、Google が先月発表した新機能で、AI を活用した写真のアニメーション化やリミックスイラストなどのクリエイティブツールが集約される場所です。
Google は「作成」タブを 8月に展開すると予告していたため、今回の挙動は正式リリースに向けた最終テストの一環である可能性があります。ただし、Google の発表によれば、この機能のリリース初期は米国でのみ展開される予定です。
これらの機能はまだテスト段階となっていますが、すでに動作していることから、近いうちに多くのユーザーが利用できるようになる可能性があります。