米国時間の 2025 年 8 月 7 日の午後から、一部の Android ユーザーの環境で Google メッセージアプリが起動後、数秒でクラッシュして強制終了する問題が報告されています。
この問題は主に最新のベータ版アプリで発生しており、Pixel や Samsung 製のスマートフォンで影響が確認されています。
今回の問題と影響を受ける環境
この問題が発生しているユーザーが Google メッセージ アプリを起動すると、会話リストが表示された直後、数秒でアプリがクラッシュします。一方で、通知からの直接返信やバブルを介した操作は問題なく行えることが報告されています。
現在、Reddit などでこの問題は以下の環境のユーザーから報告されています。
- アプリのバージョン: Google メッセージ の最新ベータ版 (バージョン 20250805_00_RC00)
- OS: Android 16 および Android 16 QPR1
- デバイス: Pixel スマートフォン、Samsung 製スマートフォン
ただし、上記の環境にあるすべてのユーザーが影響を受けているわけではないようです。
実際に筆者の Google メッセージ ベータ版ではこの問題に遭遇していません。
有効な対象法について
デバイスの再起動やアプリのキャッシュをクリアするといった一般的なトラブルシューティングでは、この問題は解決しないことが報告されています。
現在、有効な対処法として以下の手順が報告されています。
- デバイスの「設定」から「アプリ」へ進み、「Google メッセージ」を選択します。
- 「アプリ情報」の画面で、右上の3点メニューをタップします。
- 「アップデートのアンインストール」を選択します。
- 再度 Google Play ストアなどからアップデートを再インストールします。
この手順を実行しても、メッセージの履歴が消去されることはありませんのでご安心ください。ベータ版で発生している問題のため、今後のアップデートで修正されることが期待されます。
とはいえ、Google メッセージでは RCS がセットアップ中のまま有効にならない問題が継続して発生しており、まずはこれの解消を期待したいですね。
出典: 9to5Google