Nothing は、Nothing Phone (3a) シリーズ向けに Nothing OS V3.2-250717-1803 の配信を開始したことを Nothing コミュニティへの投稿で発表しました。このアップデートには、複数のバグ修正やシステムの改善、2025 年 8 月のセキュリティパッチが含まれています。
なお、アップデートの展開は段階的に行われるため、すべてのユーザーに同時に通知が届くわけではないとしています。
Nothing OS V3.2 の変更点
今回のアップデートに含まれる全般的な改善とバグ修正は以下の通りです。
- ステータスバーにある VoNR アイコンのデザインを更新
- 一部のサードパーティ製アプリにおける Inter フォントの表示問題を修正
- ギャラリーアプリで稀にビデオ再生が失敗する問題に対処
- Glyph ライトが異常に点灯する稀なケースを修正
- Flip to Glyph が失敗することがある問題を修正
- USB ヘッドホンを接続した際にシステムが応答しなくなる問題を修正
- 特定のサードパーティ製充電器を使用する際のノイズ問題を解決
- 2025 年 8 月のセキュリティパッチに更新
- システム全体の安定性を向上
アップデートに関する注意
Nothing は、アップデートのプロセス中にデバイスが一時的に発熱したり、電力消費が増加したりする場合があると注意喚起しています。これはアップグレード中には正常な現象であり、完了後すぐに通常の状態に戻るとのことです。
アップデートに関するフィードバックは、デバイスの [設定] > [システム] > [フィードバック] から送信できます。
まとめ
今回のアップデートは、新機能の追加というよりも、ユーザーが日常的に遭遇する可能性のある細かな不具合の修正と、システム全体の安定性向上に焦点を当てたものとなります。
特に Glyph 機能や充電、ヘッドホン接続に関する問題が修正され、セキュリティも更新されるため、アップデートの通知が届いたら早めに適用することをおすすめします。