Google は、Fitbit のフィットネストラッカー「Fitbit Charge 6」、「Inspire 3」およびスマートウォッチ「Sense 2」、「Versa 4」向けにソフトウェアアップデートの配信を開始しました。
今回のアップデートでは、特に「Fitbit Charge 6」に複数の新機能が追加されています。
Fitbit Charge 6 のアップデート内容
Fitbit の公式コミュニティによると、ユーザーからのフィードバックに応える形で、「Fitbit Charge 6」に 3 つの新しい文字盤が追加されました。これにより、手首の上でより多くの健康指標やフィットネスデータを一目で確認できるようになります。
追加された文字盤は以下の通りです。
- Momentum: 時刻、曜日、日付に加え、歩数、距離、消費カロリー、アクティブな心拍ゾーン(分)、心拍数を表示します。
- Geometric: 大きく表示される2行のデジタル時計が特徴で、心拍数と歩数も確認できます。
- Axira: 曜日と日付、心拍数を表示するアナログ時計デザインです。

フィットネス機器との接続性向上
今回のアップデートにより、「Fitbit Charge 6」とフィットネス機器との互換性が拡大されました。これにより、自宅やジムのトレーニング中に、より多くの対応機器でリアルタイムの心拍数を表示できるようになります。フィットネス機器と心拍数を共有する方法は、ヘルプページをご確認ください。
Google が接続をテストし、確認した最新モデルの機器リストは以下の通りです。
- Peloton Bikes, Treads and Rows
- iFit (NordicTrack)
- Concept2
- Tonal
- Hydrow and Hydrow Wave
- Spinning bikes and mobile app
- Echelon
- Strava
一方で、Garmin、Life Fitness、TechnoGym といったメーカーの機器は互換性がないことも明らかにされています。
その他のデバイスのアップデート
「Fitbit Charge 6」に加えて、「Inspire 3」「Versa 4」「Sense 2」にも、一般的なバグ修正とパフォーマンス改善を含むアップデートが提供されます。
まとめ
今回のアップデートは、「Fitbit Charge 6」のユーザーにとって特に嬉しい内容となります。新しい文字盤の追加はユーザーの要望に応えたものであり、Charge 6 ユーザーは新たな選択肢が増えました。また、対応するフィットネス機器が増えたことで、より正確なデータに基づいたトレーニングが可能になります。
その他のデバイスについても安定性の向上が期待されるため、対象デバイスをお持ちの方はアップデートを確認してみてください。
なお、今回アップデートの対象となっている機種は、いずれも前回のアップデートは 2025 年 2 月に提供されていました。