Google は、最新の Google Play システムアップデートを通じて、Google ウォレットに新たなデザインを公式に展開し始めました。このアップデートにより、Google の最新のデザイン言語「Material 3 Expressive」スタイルが適用され、よりモダンで直感的な外観へと刷新されています。
この変更は、Google Play システムアップデートのバージョン 25.25 で正式に発表され、アプリのバージョン 25.24.772650276 以降で広く利用可能になっています。
新デザインの主な変更点
今回のアップデートによる主なデザイン変更点は以下の通りです。機能面に大きな変更はありません。
アイコンとレイアウトの刷新
Material 3 Expressive の特長である、角が丸い長方形のコンテナや新しいアイコンが採用されました。アプリの左上には、従来の「ウォレット」というテキスト表記に代わり、新しい Google ウォレットのロゴが表示されるようになっています。
フローティングアクションボタン (FAB) の変更
画面下にあった「ウォレットに追加」ボタンは、よりミニマルな「+」アイコンのフローティングアクションボタン (FAB) に変更されました。これにより、全体的によりすっきりとした印象になっています。


まとめ
Google ウォレットの新しいデザインは、すでに多くのユーザーに展開されています。今回のデザイン刷新は、主に見た目の変更となっているため、ユーザーは特に影響はありません。
筆者のデバイスでは Google ウォレットのデザイン変更を確認していますが、アカウントやデバイスによっては、まだ変更が反映されていない可能性もあります。
なお、Google は Gmail や電話アプリなど、他の多くの自社製アプリにおいても、Material 3 Expressive スタイルへの更新を順次進めています。