Google Meet の「スタジオライト」機能が全デバイスで利用可能に

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Google は、Google Meet のビデオ会議における映像品質を向上させるための機能「スタジオライト」が、すべてのデバイスで利用可能になったことを発表しました。

このアップデートにより、対象となる Google Workspace プランのユーザーは、使用するデバイスに関わらず、AI による照明補正機能の恩恵を受けられるようになります。

目次

Gemini がビデオ会議の照明を自動調整

「スタジオライト」は、Google の AI モデルである Gemini を活用し、動画映像内の照明を自動で調整する機能です。機械学習によって、まるでスタジオで撮影したかのような自然で高品質な照明をシミュレートします。

ユーザーが会議に参加すると、AI が映像を解析し、光の位置や明るさを最適化します。例えば、逆光で顔が暗くなってしまう場面や、室内の照明が不十分な環境でも、顔がはっきりと見えるように自動で補正してくれます。これにより、ユーザーは照明環境を気にすることがなくなります。

利用可能なプランと展開状況

この機能は、すでにすべての対象ドメインに展開が完了しており、以下の Google Workspace プランで利用可能です。

  • 展開状況: 即時リリースおよび計画的リリースドメインで展開完了済み
  • 対象プラン:
    • Google Workspace Business Standard
    • Google Workspace Business Plus
    • Google Workspace Enterprise Standard
    • Google Workspace Enterprise Plus

まとめ

Google Meet のスタジオライト機能がすべてのデバイスに対応したことで、特に、在宅勤務で照明設備が整っていない方や、外出先など様々な環境から会議に参加する機会が多い方にとっては非常に便利になります。

出典: Google Workspace Updates

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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