Google は、Android 向けの時計アプリ (Google Clock) にバージョン 7.14 となる小規模なアップデートの配信を開始しました。
今回のアップデートでは、主に Material 3 Expressive デザインの新しいトグルスイッチの採用と、世界時計に表示される天気アイコンのデザイン変更という、2 つのデザイン調整が含まれています。
Google 時計アプリ 7.14 の変更点
アプリ全体で、最新の Material 3 Expressive デザインに基づいたスイッチ (トグル) が採用されました。この新しいトグルは、従来のコンポーネントと比較してわずかに縦長で細い形状をし、フチがつくようになりました。


特にオフの状態では、輪郭がより太く強調され、円形のハンドルが以前よりも目立たないデザインに変更されています。この新しいトグルは、主に [アラーム] タブや [設定] 画面で確認できます。
また、[時計] タブで利用できる世界時計機能において、天気を表示するアイコンのデザインが新しくなりました。

従来は太陽が黄色で表現されるなど、色付けされたアイコンが使用されていましたが、今回のアップデートで全てグレーを基調としたデザインに変更されました。Pixel スマートフォンを利用しているユーザーにとっては、この新しいアイコンスタイルは、今後リリースが予定されている Android 16 QPR1 の「スナップショット (At a glance)」のデザインと統一されることになります。
まとめ
今回の Google 時計アプリのアップデートは、機能追加というよりも UI (ユーザーインターフェース) の調整が中心の小規模なものでした。
なお、2024年4月のアップデートで追加された Pixel 限定の機能 「タイマースターターウィジェット」 は、今回のバージョン 7.14 でも引き続き Pixel スマートフォンでのみ利用可能となっており、他の Android スマートフォンへの展開は行われていません。
現在、Google 時計アプリのバージョン 7.14 は、Google Play ストアを通じて、すべてのユーザーに広く展開されています。
出典: 9to5Google