Nothing が 2025 年 7 月 1 日 の発表を予告している次期フラッグシップスマートフォン「Nothing Phone (3)」が、発表を前にして Geekbench に登場しました。これにより、デバイスの性能に関するいくつかの重要な情報が明らかになりました。
Geekbench で確認された性能
今回 Geekbench のベンチマークで確認された Nothing Phone (3) は、シングルコアスコアで 2,076、マルチコアスコアで 6,577 という結果を記録しています。このスコアとコアの構成は、すでに公式が明らかにしているように、Qualcomm の Snapdragon 8s Gen 4 を搭載していることに間違いはありません。

また、このリストからは以下のスペックも確認できます。
- RAM: 16GB
- OS: Android 15 (Nothing OS 3.5 を搭載する見込み)
Geekbench に登場したことでベンチマークスコアを確認できた点は良いニュースですが、Nothing が「真のフラッグシップ」を謳うデバイスにもかかわらず、現行最上位の Snapdragon 8 Elite を搭載しないことについては、賛否両論あるかもしれません。
とはいえ、Snapdragon 8s Gen 4 を搭載することで、前世代フラッグシップチップ並の性能を保ちつつ価格を抑えられるというメリットはあります。
これまでのリーク情報
これまでに報じられているリーク情報によると、Nothing Phone (3) は以下のスペックを備えると噂されています。
- ディスプレイ: 6.7 インチ 1.5K LTPO OLED
- バッテリー: 5,150 mAh
- 充電: 65W 有線充電(100W という説も)、ワイヤレス充電
- ネットワーク: eSIM、NFC
- カメラ:
- メイン: 50MP
- 超広角: 50MP
- 望遠: 50MP、3 倍ペリスコープ
- 前面: 50MP
もしこれらの情報が事実であれば、カメラシステムが大幅に強化されることになります。
まとめ
Geekbench で明らかになったスコアは、Nothing Phone (3) が最上位のチップセットではないものの、日々の利用において十分高いパフォーマンスを持つモデルであることを裏付けています。
2025 年 7 月 1 日に正式に発表されますが、先日お伝えしたように日本国内の技適マークを取得していることから、日本での発売が大いに期待できます。
出典: Geekbench