Nothing が 7 月 1 日に発表を予告しているフラッグシップスマートフォン「Nothing Phone (3)」が、米国の連邦通信委員会 (FCC) の認証を通過したことが明らかになりました。
今回の認証情報から、モデル番号「A024」であることや、バッテリー容量、充電速度といった主要なスペックの一部が改めて確認されています。
FCC 認証で判明した主な仕様
今回 FCC のデータベースで確認された「Nothing Phone (3)」は、モデル番号「A024」としてリストされています。
認証情報によると、OS には Android 15 をベースとした Nothing OS 3.3 を搭載し、接続性に関しては 5G 通信、トライバンド対応の Wi-Fi 6E、Bluetooth、NFC をサポートすることが確認されました。
特に注目されるのは、バッテリーと充電性能の向上です。バッテリー容量は 5,150mAh となっており、前モデルの「Nothing Phone (2)」に搭載されていた 4,700mAh から着実に増加しています。
また、有線での急速充電は最大 65W に対応する見込みです。これも前モデルの 45W から大幅に高速化されることになります。認証情報には、充電アダプター (C286) と USB-C ケーブルも記載されていました。ワイヤレス充電の有無や速度については現時点では不明ですが、前モデルに引き続き搭載される可能性が高いと見られます。
さらに、今回の認証では日本や欧州連合 (EU)、カナダ、台湾など、複数の国と地域の規制ラベルも確認されており、グローバル市場での発売が期待されます。

その他のリーク情報と発表日
これまでのリーク情報をまとめると、「Nothing Phone (3)」は Nothing 初の「真のフラッグシップ」として、大幅なスペックアップが図られるようです。しかし、プロセッサーには「Snapdragon 8s Gen 4」が搭載され、現状最上位の「Snapdragon 8 Elite」を搭載するスマートフォンほどのハイスペックとまでは言えないかもしれません。
この他、ディスプレイは 6.7 インチの 1.5K 解像度 LTPO OLED が採用されると噂されています。カメラは、背面に 50MP のメイン、50MP の超広角、50MP の 3 倍望遠というトリプルカメラ構成、前面にも 50MP のフロントカメラが搭載される可能性があります。
カラーバリエーションについては、従来のブラックとホワイトに加え、ブルーが追加される可能性も示唆されています。
まとめ
今回の FCC 認証により、「Nothing Phone (3)」が順当なスペックアップ、特にユーザーの関心が高いバッテリー容量と充電速度の向上を遂げていることが明らかになりました。あと 1 週間程度で正式発表となりますので、日本でのリリースも含めて期待です。