Google は Google アプリの最新ベータ版において、Pinterest に似た新しい画像発見機能のテストを開始したことが報告されました。
この情報は Android Authority によるもので、Google アプリの下部メニューに「Images」と呼ばれるタブが追加され、ユーザーの興味関心に合わせてパーソナライズされた画像フィードを生成する機能となっています。
新機能「Images」タブの詳細
Google アプリ内に新たに追加された「Images」タブかは、これまで Google が開発を進めていると報じられていましたが、ベータ版のユーザーに広く展開され始めたことで、その詳細が明らかになりました。
新しい「Images」タブを初めて開くと、ユーザーは「ファッション」や「インテリア」、「旅行」といったカテゴリから、少なくとも 3 つ興味のあるトピックを選択するよう求められます。
この選択に基づき、Google 検索で公開されている画像を利用して、ユーザー一人ひとりに合わせた画像フィードが自動で作成されます。これにより、ユーザーは自分の好みに合った画像を次々と発見できます。

フィードに表示された画像は、長押しすることでいくつかの操作が可能です。気に入った画像を友人などに「共有」したり、後で見返すために自分の「コレクションに保存」したりできます。また、「Google レンズで検索」を選択すれば、写っているものについてさらに詳しい情報を調べることも可能です。不要な画像はフィードから「非表示」にすることもできます。
リリース状況
この機能は、現在 Google アプリのバージョン v16.23.71 beta を利用しているユーザー向けに展開されています。Google は今後、ベータユーザーからのフィードバックを収集し、機能の改善やバグ修正を行った上で、一般ユーザー向けの安定版に導入するかを決定する見込みです。
ただし、この機能が英語圏や米国以外のユーザーに提供されるかなどはわかっていません。
まとめ
今回の新機能は、すでにある「Pinterest」のような視覚的な発見を促すものであり、画像検索の「Google Discover」のような立ち位置になりそうです。とはいえ、どれほどのユーザーにとってメリットになるかは未知数なので、まずはリリースされることに期待ですね。