Android 版 Gemini が楽曲検索に対応。アシスタントから機能が移行

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Android 版の Gemini アプリが更新され、これまで Google アシスタントが担ってきた楽曲検索(音楽検索)機能が利用できるようになりました。これは 2025 年内に予定されている Google アシスタントの機能移行に関連した変更の一つと言えそうです。

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Gemini で「この曲は何?」が利用可能に

ここ数週間のアップデートにより、Android 版 Gemini に「この曲は何?」と話しかけるか入力すると、周囲で流れている音楽を特定する機能(楽曲検索)が起動するようになりました。

2025 年 4 月下旬の時点では、Gemini に同様の質問をしても「音楽認識アプリを使用してください」というテキストでの返答が表示されるだけで、直接音楽を検索することはできませんでした。

Google アシスタントから Gemini へ移行したユーザーにとっては、音声で完結していた機能が使えなくなり、ホーム画面の検索ウィジェットなど、別の方法で楽曲検索機能を起動する必要がありました。

しかし、今回のアップデートにより、Gemini は Google アシスタントと同様に、音声コマンドをトリガーとして音楽検索を開始できるようになり、Google アプリに組み込まれている「楽曲検索」を呼び出すようになります。

特定された曲の情報は、Gemini のチャット画面内ではなく、Google 検索の結果ページとして表示されます。完全に Gemini アプリ内で完結するネイティブ機能ではありませんが、以前のように単に「できない」と返答される状態からは大きく改善されました。

まとめ

今回の楽曲検索機能の追加によって、Google アシスタントの音声コマンドで音楽を検索することに慣れていたユーザーにとっては嬉しい変更になりました。現在は Google 検索の機能を呼び出す形ですが、将来的には Gemini にネイティブ機能として統合される可能性も考えられます。

この機能は Android 版で展開されはじめているようですが、現時点では筆者のデバイスではこの機能はまだ利用できませんでした。なお、iOS 版の Gemini アプリでもまだ利用できないようです。

出典: 9to5Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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