Nothing 初のオーバーイヤーヘッドホンとして期待される「Nothing Headphone (1)」の発表を前に、そのデザインを示す実機画像とレンダリング画像がリークされました。
今回のリークにより、Nothing 特有の透明なデザイン言語を踏襲しつつ、物理ボタンや 3.5mm ヘッドホンジャックの搭載、オーディオブランド KEF との協業の可能性が明らかになりました。
透明性とレトロフューチャーが融合したユニークなデザイン
リークされた画像からは、Nothing 製品の特長である透明性を活かした、ユニークなデザインが確認できます。
特に目を引くのは、カセットテープを彷彿とさせるような、やや角張った形状です。 楕円形の透明なパーツがヘッドバンドと接続されており、Nothing Phone (2a) のようなデザインとなっています。 カラーバリエーションは、ホワイトとブラックの2色が用意されるようです。
また、イヤーカップには複数の物理ボタンが搭載されており、 ひとつはアクセントカラーが施された電源スイッチとみられ、その他に音量調節やアクティブノイズキャンセリング (ANC) 切り替え用のボタンが配置されている可能性があります。 イヤーカップには「Nothing headphone (1)」という製品名が明記されており、ブランドの一貫性を示しています。
有線接続にも対応、オーディオブランド KEF との協業も
機能面では、充電用の USB-C ポートに加え、3.5mm ヘッドホンジャックが搭載されており、完全ワイヤレスだけでなく、有線での利用も可能となります。
さらに、実機画像の一部には「sound by KEF」という文字が確認できます。 KEF はスピーカーやヘッドホンを手がける著名なオーディオブランドであり、Nothing は先月、KEF とのパートナーシップを発表していました。 このことから、「Nothing Headphone (1)」は両社が音響面で共同開発した最初の製品となる可能性が高いと考えられます。
7 月 1 日に発表予定。価格情報も
「Nothing Headphone (1)」は、新型スマートフォン「Phone (3)」と共に、7 月 1 日に開催されるイベントで正式に発表される予定です。すでに一部では価格に関する報道も出ており、米国では 309 ドル、欧州では 299 ユーロ、英国では 299 ポンドになると伝えられています。日本円にすると、現時点では約 4.5 万円となりますが、日本でも発売されるかは不明です。
まとめ
今回のリーク情報は、情報源の信頼性について完全に確認されたものではないため、注意が必要です。 もしこれが事実であれば、「Nothing Headphone (1)」は他のヘッドホンとは少し異なる、Nothing らしいユニークなデザインで登場することになります。
今後、さらに詳しい情報が出てくることが期待でき、さらに公式からのティーザーも登場する可能性があります。