2025 年 6 月 17 日頃から、AndroidおよびiOSのYouTubeモバイルアプリで、アプリがクラッシュしたり、動画の再生エラーが起きたり、応答しなくなったりする問題が一部のユーザーから報告されていましたが、この問題が修正されたことがわかりました。
Googleによると、Android ユーザーはアプリのアップデートで問題が解消されるとみられますが、iPhone や iPad のユーザーはアプリの再インストールが必要になる場合があります。
問題の発生と Google の公式対応
2025 年 6 月 17 日(米国時間)、Reddit などで Android および iOS デバイスで YouTube アプリが正常に動作しないとの報告が複数挙がりました。ユーザーからは、アプリのクラッシュや動画再生エラー、全般的な無反応といった症状が訴えられていました。
これを受け、Googleは公式のサポートフォーラムで問題を認識していることを認め、当初は修正を進めておりアップデートを提供予定であるとしつつ、一時的な対策として Play ストアまたは App Store からのアプリの再インストールを推奨していました。
その後、Google はサポート投稿を更新し、モバイルアプリを悩ませていたバグが修正されたことを正式に発表しました。
iOS ユーザーは再インストールが必要
今回の修正に伴い、OS ごとに対応が少し異なるようです。
Google によると、Android ユーザーは Google Play ストアで YouTube アプリを最新バージョンにアップデートすることで、問題が解決するようです。一方、一方、iPhoneやiPadでYouTubeが正常に動作しない場合、GoogleはApp Storeからアプリをアンインストールし、再度インストールし直す必要があると公式に案内しています。アップデートだけでは問題が解消されない可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
この問題については、Reddit のフォーラムなどで複数の報告が見られたものの、広範囲の問題ではなかったようです。また、一部のユーザーからは YouTube が強化している広告ブロッカー対策との関連性を疑う声も上がっていましたが、今回のクラッシュ問題は広告ブロッカーとは無関係であるとされています。
現在もスマートフォンやタブレットで YouTube のクラッシュや無反応などの問題が発生している場合は、上記の方法をお試しください。