OnePlus が、フラッグシップだけでなく手頃な価格帯の新型タブレット「OnePlus Pad Lite」を開発中である可能性が報告されました。
この情報は、著名なリーカーである Steve Hemmerstoffer (OnLeaks) 氏との協力により、91mobiles が報じたものです。
「OnePlus Pad Lite」は、その名称から廉価版モデルとして位置づけられ、2023 年 10 月にインドで発売された「OnePlus Pad Go」の後継機となる可能性があります。今回、その詳細なレンダリング画像と主要なスペックが明らかになりました。
OnePlus Pad Lite のデザイン
リークされたレンダリング画像によると、「OnePlus Pad Lite」のデザインは、最新の「OnePlus Pad 3」を除く既存の OnePlus タブレットのスタイルを踏襲しているようです。また、専用のキックスタンド付きカバー(別売り)も提供されるとみられます。
情報によると、本体サイズは 254.9 × 166.5 × 7.4mm、重量は 539g とされています。これは前モデルの「OnePlus Pad Go」と比較して、わずかに縦長・幅広になる一方で、より薄く、軽量化が図られています。上記のカラーは「Aero Blue」と呼ばれるようです。
OnePlus Pad Lite のスペック
「OnePlus Pad Lite」の主要なスペックは以下の通りです。
- ディスプレイ: 11 インチ LCD ディスプレイ (1920×1080) を搭載し、90Hz のリフレッシュレートに対応します。「OnePlus Pad Go」より画面サイズはわずかに小さく、解像度も低く設定されています。
- プロセッサ: MediaTek Helio G100 オクタコアプロセッサ(最大2.2GHz)と Mali G57 GPU を採用。これは「Pad Go」に搭載されていた Helio G99 からのアップグレードとなり、より高い解像度のカメラサポートや、電力効率およびバッテリー持続時間の向上が期待されます。
- メモリとストレージ: 6GB RAM と 128GB の内蔵ストレージを搭載するモデルが確認されていますが、発売時には他の構成も用意される可能性があります。
- カメラ: リア、フロントともに 5MP のカメラを搭載します。これは「Pad Go」の 8MP からダウングレードされた点です。
- バッテリー: 9,340mAh の大容量バッテリーを搭載。これは「Pad Go」の 8,000mAh から大幅に増加しています。
- OS: Android 15 をベースにした OxygenOS 15.0.1 をプリインストールします。
- 接続性: Wi-Fi 5 (802.11ac) に対応した Wi-Fi モデルと、セルラー通信に対応したモデルが用意されます。
まとめ
「OnePlus Pad Lite」は、スペックと名称から、20,000インドルピー(約 3.3 万円)前後の価格帯を狙った予算重視のタブレットになると予想されます。
カメラ性能を抑える一方で、プロセッサ性能を向上させ、バッテリー容量を大幅に増やすなど、日常的な利用シーンを重視したスペックの取捨選択が見られます。
現時点では、具体的な発売日や販売地域に関する情報はありませんが、廉価版タブレット市場において魅力的な選択肢となることが期待されます。
なお、日本での OnePlus デバイスのリリースは期待できませんが、OnePlus Pad Go とほぼ同じ性能を備えた OPPO Pad Neo が 2024 年 11 月に発売されています。そのため、OnePlus ではなく OPPO のデバイスとして販売されることがあれば、日本でも登場するかもしれません。
出典: 91mobiles