Samsung がまもなく発表するとされている新型スマートウォッチ「Galaxy Watch 8 Classic」とみられるデバイスが eBayに出品されていることが発見され、その実機写真から新しいデザインや仕様の一部が明らかになりました。
これは GSMArena が報告したもので、eBayに 「Galaxy Watch 8 Classic」 が出品されていることがわかりました。この出品は数日間にわたる入札形式となっており、非常に珍しいケースです。なによりも、この出品にはデバイスの実機を撮影した鮮明な写真が複数掲載されており、これまで噂されてきた新モデルの詳細が明らかになっています。
新デザインと仕様の変更
掲載された写真からは、いくつかの重要な変更点を確認できます。
まず、デバイス名が 「Galaxy Watch 8 Classic」 であることがわかります。デザインについては、これまでのリーク情報通り、円形と四角形を組み合わせたような「squircle (スクワークル)」デザインを採用していることが確認できます。ベゼル部分は物理的に回転しそうに見えますが、出品情報ではその機能について言及されていません。
また、製品の外箱からストレージ容量が 64GB であることが判明しました。これは、昨年のハイエンドモデル 「Galaxy Watch Ultra」 の 2 倍の容量となります。

バンドの接続部分も新しくなっており、「Galaxy Watch Ultra」 で採用された方式に変更されています。これにより、従来のピンを利用したバンドは、アダプターなどを介さない限り互換性がなくなる可能性があります。写真にはレザーバンドが装着されており、これが 「Galaxy Watch 8 Classic」 の付属品になると推測されます。
現時点では完全動作はしない模様
出品情報によると、このデバイスは現時点ではまだ完全には動作しないようです。理由として、ペアリングに必要な 「Galaxy Wearable」 アプリが、まだこの新しいデバイスに対応しておらず、セットアップを完了できないためとしています。
Samsungは、7月上旬に開催が噂されるイベントで、新型の折りたたみ式スマートフォンなどと共に 「Galaxy Watch 8」 シリーズを発表すると予想されています。
今回のプロトタイプのリークにより、これまで噂されていたデザインの変更やスペックアップについての裏付けとなりました。最終的にどのようになるかはまだわかりませんが、Galaxy Watch Ultra 並みのプレミアムなデバイスとなることに期待です。
出典: GSMArena