現在開発中の機能として、Android 16 の [ディスプレイとタップ] 設定メニュー内に「Enhanced HDR Brightness」(強化された HDR 輝度)という新しい項目が追加されることが報告されました。
この情報は @MysticLeaks によるもので、この機能が導入されると、ユーザーが HDR の明るさを自分の好みに合わせて調整できるようになる可能性があります。
新たな「Enhanced HDR Brightness」設定
@MysticLeaks が共有したスクリーンショットによると、「ディスプレイとタップ」内の「明るさ」項目に新たな「Enhanced HDR Brightness」設定が追加されるようです。

この設定には、以下の 2 つのオプションが含まれています。
- HDRコンテンツの輝度処理を完全にオフにするトグル: HDRコンテンツの明るさを調整する機能を無効にすることができます。
- HDRコンテンツの「強度」を調整するスライダー: HDRコンテンツの明るさの度合いを細かく調整できる機能です。
設定画面には、これらの変更が実際にどのように表示に影響するかを示すプレビューも表示されるとのことです。
One UI 7 との比較
なお、Samsung の One UI 7 にも同様に HDR 輝度を調整するオプションが導入されていますが、これは単にオン/オフを切り替える機能となっています。

対して、今回発見された Android 16 の新機能は、スライダーによる明るさの調整が可能なため、ユーザーがより調整しやすい点が特長となります。
ただし、この機能は現時点の最新ベータ版 Android 16 QPR1 Beta 1 には含まれていません。MysticLeaks によると、この機能がいつリリースされるかは不明であるものの、早ければ次の QPR1 ベータ版のアップデートで登場する可能性があると示唆しています。
まとめ
Android 16 で「Enhanced HDR Brightness」の設定が追加されれば、HDR コンテンツで好みに応じた輝度調整が可能になり、より快適に HDR コンテンツを視聴できるようになると思われます。