Samsung が、Galaxy デバイス向けに最新の Android 16 ベースとなる「One UI 8」ベータ版の提供を間もなく開始することを示唆する動きを見せています。今回の報告では、 Samsung 各国の公式サイト上で、ベータ版に関連するページが複数確認されました。
2025 年 5 月 29 日 : Samsung が Galaxy S25 シリーズ向けに One UI 8 ベータプログラムの提供を開始しました。詳しくは こちらの記事 をご覧ください。
One UI 8 ベータ版リリースの背景
Samsung は、2025 年 5 月初旬に開催された「The Android Show」にて、Android 16 ベースの One UI 8 を「今年の夏」にリリースすると公式に発表していました。この発表により、以前から噂されていた One UI 8 ベータ版が 5 月にリリースされるという話が現実味を帯びてきました。
そして今回、著名なリーカーである Tarun Vats 氏によって、米国の Samsung 公式サイト上で Galaxy S25 シリーズ向けの Android 16 ベースとなる One UI 8 のベータ版関連ページが公開されていることが指摘されました。その後、同様のページはドイツ、英国、インド、ポーランドでも確認されています。

これらのウェブページ自体には、現時点で One UI 8 の具体的な新機能に関する詳細な情報は記載されていません。しかし、過去の Samsung の OS リリースパターンを踏まえると、このようなページの出現は、ベータ版のリリースに向けた準備が最終段階に入っていることを示すものと考えられます。
まとめ
One UI 8 の安定版については、2025 年 7 月に発表が噂される Samsung の新しい折りたたみ式スマートフォンへの搭載が期待されています。ベータ版の開始時期が近づいていることから、新 OS の詳細な情報や正式なリリーススケジュールについても、今後数週間以内に明らかになる可能性があります。
One UI 7 安定版が広くリリースされてから 1 ヶ月程度で次世代のベータ版展開となりますが、One UI 7 のリリースが想定よりも遅延したことにより、Google がリリースする最新の Android 16 との足並みを揃えるためだと言われています。
とはいえ、以前からお伝えしているように現時点では日本市場において Galaxy S25 シリーズ以外への One UI 7 の展開や、S25 シリーズにも月例のセキュリティパッチの展開がグローバル市場から遅れている現状があるため、One UI 8 (ベータ版を含め)も遅れる可能性は十分に考えられます。