Xiaomi Pad 7 Ultra も中国市場で正式発表。14 インチ OLED と自社開発 XRING O1 チップ搭載

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.

Xiaomi は 2025 年 5 月 22 日、予告どおり新型スマートフォン Xiaomi 15S Pro とともに、Xiaomi デバイスで最大かつ最も高価なタブレットとなる Xiaomi Pad 7 Ultra を中国市場向けに発表しました。

このタブレットは、新しいスマートフォンと同様に自社開発の XRING O1 チップを搭載し、12000mAh の大容量バッテリーを備えています。

目次

Xiaomi Pad 7 Ultra の主な仕様と価格

Xiaomi Pad 7 Ultra は、TCL 製の M9 発光素材を使用した 14 インチ OLED ディスプレイを搭載し、3.2K (3,200×2,136) 解像度と 120Hz リフレッシュレートに対応、最大輝度 1,600 nits となっています。

Xiaomi Pad 7 Ultra のスペックシート

さらに、Xiaomi Pad 7 Ultra はナノソフトライトスクリーンコーティングを施しており、反射防止コーティングとナノレベルのエッチングにより、周囲光の干渉を最大 99% 除去すると謳っています。

プロセッサには、TSMC の 3nm N3E プロセスで製造された新しい自社開発チップ XRING O1 を搭載しています。このチップは、2+4+2+2 のクラスターに分かれた10コアアーキテクチャを採用し、最速コアは 3.7GHz で動作します。メモリには LPDDR5T RAM と UFS 4.1 ストレージを採用しており、同時に発表された Xiaomi 15S Pro スマートフォンと同様の規格に対応します。

12,000mAh の大容量バッテリーを搭載し、USB 3.2 Gen 2 Type-C ポート経由で 120W の急速充電に対応しています。本体のサイズは 305.8 × 207.47 × 5.1mm、重さは約 609g となっています。

リアカメラには 50MP、フロントカメラには 32MP が搭載され、その他に 4 つのアンプを備えた 8 スピーカー、4 つのマイク、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、IR ブラスターなどを備えています。

また、従来モデルと同様に、フローティングキーボードカバーをオプションで購入することができます。

Xiaomi Pad 7 Ultra のスペックシート

Xiaomi Pad 7 Ultra
OSXiaomi HyperOS 2
based Andriod 15
ディスプレイ14インチ AMOLED
3,200×2,136
120Hz
通常輝度 900 nits
最大輝度 1,600nits
Corning Gorilla Glass 5
CPUXiaomi Xring O1
RAM12GB / 16GB LPDDR5T
内部ストレージ256 / 512GB / 1TB UFS 4.1
外部ストレージ
リアカメラ50MP メイン(JN1, 1/2.76″, f/1.8)
フロントカメラ32MP (OV32D)
ネットワークWi-Fi 7
Bluetooth 5.4
NFC
バッテリー12,000mAh
120W 有線充電
その他側面指紋センサ
サイズ305.82 × 207.47 × 5.1 mm
重さ609g

Xiaomi Pad 7 Ultra の価格

Xiaomi Pad 7 Ultra の価格は、12GB RAM / 256GB モデルが 5,699 元 (約 11.4 万円) からとなっています。最上位モデルとなる 16GB RAM / 1TB ストレージ、ナノソフトライトスクリーン搭載モデルは 7,399 元(約14.8 万円)です。

  • 12GB RAM + 256GB: 5,699元(約 11.4 万円)
  • 12GB RAM + 512GB: 5,999元(約 12 万円)
  • 12GB RAM + 512GB (ナノソフトライトスクリーン): 6,599元(約 13.2 万円)
  • 16GB RAM + 1TB: 6,799元(約 13.6 万円)
  • 16GB RAM + 1TB (ナノソフトライトスクリーン): 7,399元(約 14.8 万円)

まとめ

Xiaomi Pad 7 Ultra は、Qualcomm のフラグシップチップに匹敵する性能を持つとされる独自開発の Xring O1 を搭載している点が大きな特長で、14インチ OLED ディスプレイを搭載する大型タブレットとしては最高峰の 1 台となります。

また、周囲光の反射を大幅に低減するというナノソフトライトスクリーンをオプションで選択できることやオプションのフローティングキーボードと組み合わせることで、生産性向上のためのタブレットとして、良い選択肢の 1 つとなります。

ただ、現時点では中国市場向けのアナウンスのみで、このデバイスがグローバルに展開されるかはわかりません。

ちなみにスマートフォンの Xiaomi 15S Pro の場合、「Pro」の名称がつくモデルは従来中国向けに限定されているため、リリースされる可能性は低いです。同時に発表された Xiaomi Pad 7 Ultra も同様に中国向けのみとなる可能性は高そうです。

出典: Xiaomi

この記事をシェア

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

目次