Nothing は初代 Nothing Phone (1) に対して、約束していた 3 回のメジャーアップデートをすでに完了していることから、次期 Android 16 へのアップデートを行わないことを公式に確認しました。
Android 16 にはアップデートされない
Nothing Phone (1) は、2022 年に Android 12 を搭載して発表された、Nothing スマートフォンの第 1 弾です。 その後、Android 13、Android 14、そして 2025 年 1 月には Android 15 へのアップデートが提供されています。
Nothing は、Phone (1) に対して「3 年間の Android OS アップデートと 4 年間のセキュリティパッチ」を提供するという約束を満たしたことから、Nothing Phone (1) が Android 16 のアップデートを受信しないことを明らかにしました。これは Android Authority が Nothing の担当者から確認した情報です。
あと 1 年間はセキュリティアップデートを継続
ただし、OS のメジャーアップデートは Android 15 が最後となりますが、セキュリティアップデートは今後も継続して提供される予定です。 Android Authority の記事によると、ユーザーは今後約 1 年間のセキュリティアップデートを引き続き受け取ることができる見込みです。 これにより、新たに発見された脆弱性などからデバイスを保護し続けることができます。
まとめ
Nothing Phone (1) が Android 16 を受信しないというニュースは、一部のユーザーにとっては残念なお知らせかもしれません。しかし、これはメーカーが当初から提示していたアップデートポリシーに沿ったものであり、既に 3 回の OS メジャーアップデートが提供された後の決定です。セキュリティ面に関しては、今後も約 1 年間のサポートが継続される見込みですので、引き続き安心して利用することができます。
なお、Nothing Phone (1) は、日本国内においても Nothing の公式サイトなどを通じて販売されました。洗練されたデザインと独自の Glyph Interface により、ガジェット好きの間で注目を集めた一台です。
タイミングを考慮すると、Nothing 公式が予告しているように今年 7 月に発表される Nothing Phone (3) への買い替えがちょうど良いのかもしれません。