Samsung が開発を進めている、手頃な価格帯の完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」の後継モデルと見られる「Galaxy Buds Core」のバッテリー容量に関する新たな情報が、認証機関の登録から明らかになりました。
この情報によれば、Galaxy Buds Core は前世代 Galaxy Buds FE よりもバッテリー容量が増加する可能性があります。
Nemko 認証データベースで判明
先月、FCC の申請情報からその存在と「Galaxy Buds Core」という名称が示唆されていた Samsung の新しい手頃な価格帯のイヤホンですが、今回ノルウェーの電気機器安全試験機関 Nemko の認証データベースに登場しました。このリストから、バッテリー容量に関する具体的な情報が判明しています。
91Mobiles によって発見された Nemko のリストによると、Galaxy Buds Core はイヤホン本体で合計 200mAh (おそらく片耳あたり 100mAh)、充電ケースで 500mAh のバッテリー容量を持つと記載されています。
他の Galaxy Buds モデルとの違い
現行モデルの Galaxy Buds FE は、イヤホン本体がそれぞれ 60mAh、充電ケースが 479mAh のバッテリー容量でした。これにより、1 回の充電で約 4〜6 時間の再生が可能です。
今回明らかになった Galaxy Buds Core の容量(イヤホン本体 100mAh/片耳、ケース 500mAh)と比較すると、特にイヤホン本体のバッテリー容量が大幅に増加しており、単体での再生時間の大幅な向上が期待されます。充電ケースの容量も微増しています。
一方、上位モデルである Galaxy Buds 3 Pro のイヤホン本体のバッテリー容量は片耳あたり 48mAh、充電ケースは 515mAh です。Nemko の情報が正しければ、Galaxy Buds Core のイヤホン本体のバッテリー容量 (100mAh/片耳) は、Buds 3 Pro (48mAh/片耳) の 2 倍以上となり、連続再生時間において上位モデルを上回る可能性が出てきました。
ただし、実際の駆動時間は消費電力にも依存するため、その他の仕様を含め明らかにされるまではまだわかりません。
まとめ
Galaxy Buds Core がいつ発表・発売されるかはまだ不明です。しかし、FCC や Nemko といった認証機関への登録が続いていることから、近日中の発表が近いと考えられます。
以前の報道では、Galaxy Buds Core はまず一部の地域(ブラジル、インドネシア、イスラエル、インド、メキシコ、マレーシア、フィリピン、タイ、トルコ、エジプト、ロシアなど)で先行して発売される可能性があると伝えられています。日本での発売については現時点では不明です。
Galaxy Buds Core は、手頃な価格帯のモデルでありながら、バッテリー性能、特にイヤホン単体での駆動時間が大幅に強化される可能性があり、上位モデルの Buds 3 Pro をも凌駕するバッテリー持ちとなれば、非常に魅力的な選択肢となりそうです。
日本では「Galaxy Buds FE」が販売されていることから、その後継機種の登場ももちろん期待ができます。発表が近づくにつれ、より詳しい情報なども出てくるはずですので、今後に期待です。