Google、Android の検索バーウィジェットのデザインを再設計。オプションが目立つように

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Google は Android のホーム画面ウィジェットである検索バーのデザインを刷新し、オプションのショートカットがより目立つように変更しました。この変更は、Google アプリの最新ベータ版(バージョン 16.17)で確認されています。

目次

新しいデザインの特長

従来の検索バーは、左端に Google の「G」ロゴが配置された丸薬型のデザインでした。そこから順に、カスタムショートカット、音声入力マイク、Google レンズのショートカットが並んでいました。

新しいデザインは、今年初めに刷新された「かこって検索(Circle to Search)」のデザインを踏襲しており、全体を包括する丸薬型のコンテナが特徴です。以前よりも若干高さが増しており、これは Material 3 が推奨する太めの検索フィールドのデザインに沿ったものです。

左側には従来と変わらない大きな検索バーが配置されていますが、大きな変更点として、オプションのショートカットが右端の独立した円形アイコンに移動しました。これにより、カスタムボタンが格段に目立ちやすくなり、タップしやすくなりました。

Google 検索バーウィジェットの新デザインと、Pixel の検索バーのスクリーンショット
Google 検索バーウィジェットの新デザイン(上)と、Pixel の検索バー(下)

ちなみにカスタムボタンのオプションは、次のとおりです。

  • なし
  • AI モード
  • 翻訳(テキスト)
  • 音楽検索
  • 天気
  • 翻訳(カメラ)
  • スポーツ
  • 辞書
  • 宿題
  • ファイナンス
  • 保存済み
  • ニュース

なお、すべての要素を表示するための最小幅は、従来の 3×1 から 4×1 に変更されたため、一部のホーム画面レイアウトに影響がでる可能性があります。また、透明度スライダーを調整すると、外側のコンテナの透明度が最も大きく変化します。

まとめ

この検索バーの新しいデザインは、Google アプリのバージョン 16.17(最新ベータ版)で展開されています。もしこの変更がまだ適用されていない場合は、ホーム画面でウィジェットを長押しし、鉛筆アイコンをタップすることで、新しいデザインに切り替わる可能性があります。

最小幅の変更によるレイアウトへの影響には注意が必要ですが、今回の Google 検索バーウィジェットのデザイン変更によって、オプション機能へのアクセスがわかりやすくなりました。あとは Pixel スマートフォンのデフォルトホームアプリ(Pixel ランチャー)で表示される検索バーにも同様のデザイン変更とオプションが追加できるようになれば良いのですが。

いずれにしても、現在はベータ版での先行提供となりますが、今後の正式リリースに期待したいところです。

出典: 9to5Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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