Samsung の次期折りたたみスマートフォンとなる Galaxy Z Fold 7 に関して、その薄さがこれまでの予測を覆し、世界最薄記録を更新する可能性があるという情報が浮上しています。
この情報は著名なリーカーである Ice Universe 氏が共有しているもので、当初の予想や CAD ベースのレンダリング画像では Galaxy Z Fold 7 のサイズは閉じた状態で 9mm から 9.5mm、開いた状態では 4.5mm 程度になると予想されていましたが、どうやらそれよりもさらに薄型になる可能性があるようです。
今回のリーク情報
今回、同氏が X で投稿した情報によれば、Samsung は Galaxy Z Fold 7 の厚みを予想よりも更に薄い、開いた状態で 3.9mm、閉じた状態で 8.9mm になる可能性があるとしています。
この数値が事実であれば、現在市場で最も薄い折りたたみスマートフォンの一つとされる Oppo Find N5 (開いた状態 4.21mm、閉じた状態 8.93mm) よりもさらに薄型化され、Galaxy Z Fold 7 は世界最薄クラスの折りたたみスマートフォンとなる可能性があります。

現時点では、この情報はあくまでリーク情報であり、Samsung からの正式な発表はありません。しかし、Ice Universe 氏は過去にも精度の高い情報を提供してきた実績があるため、今回の情報もある程度の信憑性があるものと思われます。
なお、同投稿では Galaxy Z Fold 7 のバッテリー容量についても言及されており、この情報は先日 UL Demko の認証情報から明らかになった数値です。 カタログ値としては現行の Z Fold 6 から変わらずに、デバイス本体が薄くなっていることが示唆されます。
まとめ
これまでの情報で、Galaxy Z Fold 7 に関する具体的な仕様を確認できているのは、前述のバッテリー容量と中国 3C 認証から明らかになった 25W の有線充電速度、Geekbench 経由で Snapdragon 8 Elite for Galaxy と 12GB RAM、Android 16 を搭載してテストされている可能性があることだけです。
発表時期についても公式ではありませんが、韓国メディアが 2025 年 7 月初旬に米国で開催する可能性を報じていました。あと 2 ヶ月程度で発表だとすれば、これからさらに公式に近い情報が出てくることが期待されます。