Google は 2025 年 5 月 6 日 (現地時間)、Chromebook などの ChromeOS および ChromeOS Flex の安定版 (Stable Channel) を利用しているデバイス向けに、ChromeOS 135 の 2 回目のマイナーアップデートの配信を開始したことを発表しました。
今回のアップデートにより、Chrome ブラウザのバージョンは 135.0.7049.120 から 135.0.7049.128 へと更新されます。これは前回(2025 年 4 月 25 日)の更新に続く、ChromeOS 135 および Chrome ブラウザ 135 系における2回目のマイナーアップデートとなります。
現在、アップデートは段階的に展開されています。筆者の複数の Chromebook および Chromebook Plus でアップデートを確認できており、cros.tech のアップデートサーバーの状況から特に遅れの目立つデバイスはないようです。
お持ちのデバイスでアップデートが可能かどうかは、[設定] > [ChromeOS について] > [アップデートを確認] から確認できます。
追加情報と既知の問題について
今回の Chrome Releases の発表でも、このバージョンアップに伴う具体的な新機能やセキュリティ修正に関する詳細な情報は記載されていませんでした。ChromeOS のマイナーアップデートは、主にセキュリティ修正や細かなバグ修正が中心となることが多く、新機能の追加は稀です。
また、バグ情報について IssueTracker などで確認してみましたが、現時点では ChromeOS 135.0.7049.120 および 128 でユーザーに広く影響しているような問題は報告されていないようです。
なお、ChromeOS 136 へのメジャーアップデートは 2025 年 5 月 13 日(米国時間)に予定されています。
もし、ChromeOS 135 のアップデート以後、新たな問題が発生していることに気づいた方は、ぜひ [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信] から Google にフィードバックを送信することをご検討ください。
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