Google 製のストリーミングデバイス「Google TV Streamer」向けに新たなソフトウェアアップデートの配信が開始されました。
このアップデートには、2025 年 4 月 1 日付けのセキュリティパッチといくつかのバグ修正とパフォーマンスの改善が含まれています。
アップデートの詳細
セキュリティパッチ・バージョン・容量
この最新アップデート(バージョン: UTTK.250305.003)のファイルサイズは 187MB となっており、デバイスのセキュリティパッチレベルを前回の 2025 年 1 月から 3 ヶ月進んだ 2025 年 4 月へと更新されます。
Google TV Streamer への前回のアップデートは 2025 年 2 月に配信され、その際のセキュリティパッチは 2025 年 1 月が適用され、ファイルサイズは 329MB でした。今回のアップデートは、それから約 2 ヶ月後の配信となります。
その他の変更点と変更履歴について
Google が公式に発表している変更履歴によると、今回のアップデートには「その他のバグ修正とパフォーマンスの改善」が含まれているとのことです。
しかし、アップデートインストール後に具体的な新機能や変更点に関する詳細な説明は提供されていません。
筆者の環境でも確認
筆者も所有する Google TV Streamer 実機にて、今回のアップデートを確認しました。アップデートファイルの容量は、報道されている通り 187MB でした。


Google TV Streamer の最近の動向
なお、今回のソフトウェアアップデートに先立ち、Google TV Streamer にはいくつかの新機能が追加されています。直近では「News Briefs」と呼ばれるニュース概要機能の提供が開始されたほか、2025年3月には英国放送協会(BBC)の動画配信サービス「BBC iPlayer」が利用可能になりました。
まとめ
今回の Google TV Streamer へのアップデートは、主にセキュリティの強化とシステムの安定性向上を目的としたものと考えられます。ファイルサイズが比較的小さいことからも、大規模な新機能の追加というよりは、細かな改善が中心となっているようです。
新機能の追加が見られなかった点は少し残念かもしれませんが、定期的なセキュリティパッチの提供やバグ修正は、ユーザーが安心してデバイスを利用し続ける上で非常に重要です。特にストリーミングデバイスはインターネットに常時接続されていることもあり、セキュリティ対策は不可欠なため、今後も継続したアップデートに期待です。
出典: 9to5Google