Samsung が新しい三つ折りタイプの折りたたみスマートフォンを開発中であると噂されていますが、新しいリーク情報が登場しました。著名リーカー Digital Chat Station 氏によると、画面サイズは Huawei の「Mate XT」よりもわずかに小さくなる可能性があるとしています。
画面サイズは Mate XT より小型か
この情報は Weibo のリーカー Digital Chat Station 氏によるもので、同氏によれば Samsung 初の三つ折りスマートフォンのディスプレイサイズは、展開した 3 画面の状態で約 9.9 インチになるとしています。これは 2024 年 9 月に Huawei が発表した、世界初の市販三つ折りスマートフォン「Mate XT」の 10.2 インチと比較すると、わずかに小さいサイズとなります。
なお、展開時には 10 インチ程度(9.96 インチ)になるという噂は以前にもあり、その当時は折りたたんだ状態で約 6.49 インチディスプレイになると言われていました。

また、Samsung はこの Galaxy G Fold を非常にニッチな製品として位置づけ、供給量も限定的になる可能性があると考えられています。参考として、Mate XT の 2025 年における中国国内での販売台数は約 42 万台と推定されており、これは同社の従来の折りたたみモデル Mate X6 の約 100 万台と比較すると少ない数字です。この状況を考えると、Samsung の戦略も理解できるかもしれません。
予想されるリリース時期
さらに Digital Chat Station 氏は、この Galaxy G Fold が 2025 年後半に、従来の折りたたみモデルである Galaxy Z Fold7 や Galaxy Z Flip7 と合わせて発表されると主張しています。
ただし、これまでの噂によれば Galaxy Z Fold 7 と Galaxy Z Flip は 7 月頃に発表されると言われていますが、三つ折りスマホと Galaxy Z Flip FE はその数カ月後に発表(予想では 2025 年 Q4 と言われている)されると言われていました。
そのため、合わせて発表されるとしても、最近の Galaxy Ring や Galaxy S25 Edge のように、夏の発表イベントでは予告だけを行い、発売はさらに後になる可能性も考えられます。
まとめ
いずれにせよ、現時点ではリークの段階であり、変更される可能性はあり得ますが、Samsung は 2025 年に同社初の三つ折りスマートフォンを展開する事自体は期待ができそうです。
あとはそのスペックや価格、入手可能な地域次第ですが、先行してリリースした Huawei に追いつけるかどうかも含め、今後の展開がどうなっていくかは楽しみですね。
出典: Weibo(@DigitalChatStation), Notebookcheck, Android Headlines