Google Workspace の最新アップデートにより、Android および iOS デバイスの Gmail アプリのサイドパネルで Gemini を使用して画像を生成できるようになりました。これまでウェブ版の Workspace アプリのサイドパネルで提供されていた機能が、モバイル版 Gmail にも拡張されます。
これにより、移動中や外出先でも、アイデアをすぐに画像として具現化し、コミュニケーションに活用することが可能です。例えば、言葉だけでは伝えにくいアイデアのイメージや会議の状況などを視覚的に共有でき、認識のずれを防ぎ、よりスムーズな意思疎通が期待できます。
画像を生成するには、上部のメニューバーに表示される Gemini アイコンをタップし、プロンプトを入力します。生成された画像の中から希望のものを選び、「保存」「コピー」、または「作成」中の下書きメールに直接「挿入」することができます。
この機能は、すでに即時リリースおよび計画的リリースドメインのユーザーに展開されています。以下の Google Workspace プランおよびアドオンを利用中のユーザーが利用可能です。
- Business Starter / Standard / Plus
- Enterprise Starter / Standard / Plus
- Gemini Education / Education Premium
- Google One AI プレミアム
なお、Android アプリで左右のペイン幅の調整が導入され、iOS アプリでは Material 3 デザインによる刷新が行われました。