Google は 2025 年 4 月 25 日 (現地時間)、Chromebook などの ChromeOS および ChromeOS Flex の安定版 (Stable Channel) を利用しているデバイス向けに、ChromeOS 135 の 1 回目のマイナーアップデートの配信を開始したことを発表しました。
今回のアップデートにより、Chrome ブラウザのバージョンは 135.0.7049.104 から 135.0.7049.120 へと更新されます。これは Chrome ブラウザ 135 系における最初のマイナーアップデートとなります。サーバー側のアップデート状況を確認したところ、特に大きな遅れのあるデバイスなどは確認できていません。
現在、アップデートは段階的に展開されていますが、筆者の複数のデバイスでも今回の更新を確認しています。
追加情報と既知の問題について
今回の Chrome Releases の発表では、このバージョンアップに伴う具体的な新機能やセキュリティ修正に関する詳細な情報は記載されていませんでした。
また、バグ情報についても IssueTracker などで確認してみましたが、ChromeOS 135.0.7049.120 で広く影響しているような問題は報告されていないようです。ただし、一部のユーザーに影響がありそうな問題としては、次のような報告があります。
- キャストスクリーンの品質が時間の経過とともに低下する: Chrome で画面全体またはタブをキャストすると、最初は良好な品質で表示されますが、比較的短時間(5 分未満)で画質と動画の滑らかさが低下し、判読不能な状態になる場合がある(413595426)
なお、ChromeOS 134 で発生していた、日本語入力時の変換候補の日付変換機能は、前回の ChromeOS 135 メジャーアップデートで修正されています。
もし、ChromeOS 135 のアップデート以後、新たな問題が発生していることに気づいた方は、ぜひ [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信] から Google にフィードバックを送信することをご検討ください。