Googleアプリの天気予報通知、新スタイルをテスト中か

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Android スマートフォンにインストールされている Google アプリには、現在地の今後の天気予報を通知でお知らせしてくれる機能がありますが、その通知のデザインと内容が新しくなる可能性があるようです。

これは 9to5Google によるもので、新しいスタイルは、従来の最高・最低気温や天気アイコンを表示するものから、気温の変化を示すアイコンに変更されており、この新しいスタイルの天気予報通知を一部のデバイスで確認したと報じています。

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今回の変更

これまでの Google アプリによる天気予報の通知は、以下のような形式が一般的でした。

  • [地名] の明日の天気: [天気の状態]
  • 最高気温と最低気温
  • 天気の状態を示すアイコン (晴れ、曇り、雨など)

新しいスタイルの天気予報の通知では、いくつかの新しい要素が追加され、パターンも増えているようです。以下は新しいパターンの例です。

  • 会話的な表現: 「平年より低い気温 (Lower than normal temps.)」や「今後3日間は暖かくなる (Warming over next 3 days)」といった、天気の傾向や特徴を文章で伝える形式になっています。具体的な最高・最低気温は通知上には直接表示されません。
  • 温度計アイコン: 天気の状態を示すアイコン(太陽や雲など)の代わりに、温度計のアイコンが表示されます。さらに、その温度計アイコン上には、状況を示すバッジ(マイナスや上昇アイコンなど)が表示され、視覚的にも分かりやすくなっています。
  • 詳細へのリンク: 通知をタップして天気の詳細を見ようとすると、Pixel 天気アプリではなく Google 検索の結果ページが開く。

なお、一部の通知では従来と同じように最高気温と最低気温、天気の状態を示すテキストは表示されます。

以下は 9to5Google が共有している新しい天気予報の通知スタイルのスクリーンショットです。

まとめ

この変更は Google アプリ v16.14 で確認されていますが、現時点ではまだ広く展開されていないようです。筆者のデバイスでも新しいスタイルは確認できておらず、一部のユーザーに限定されているか、段階的な展開である可能性があります。

この通知方法で便利になるかはわかりませんが、情報量は多くなっているので、以前の天気状況と比べてどうかが感覚的に分かりやすくなるとは思います。今後、これがデフォルトになるかはわかりませんが、今後の展開に期待です。

出典 : 9to5Google, Google アプリ(Play ストア)

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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