ミニマルなスマートフォンを展開する Light は、現地時間3月27日、シリーズ最新モデルとなる「Light Phone III」を正式に発表しました。
Light Phone シリーズは、SNSやニュースアプリなどを排除し、「使いすぎない」ことをコンセプトにしたスマートフォンとして注目を集めてきましたが、今回の「Light Phone III」は前モデルからハードウェアを大幅に強化した一方で、価格は799ドル(約12万円)とかなり高額になっています。
公式サイトによると、「Light Phone III」は3.92インチのモノクロ AMOLED ディスプレイを採用し、Snapdragon 4450 プロセッサ、6GB RAM と 128GB ストレージ、50MP のリアカメラと 8MP のフロントカメラを搭載。バッテリーは 1,800mAh で交換可能となっており、指紋センサーや NFC、イヤホンジャックも備えています。


また、5G と 4G-LTE をサポートし、ほとんどのグローバルモバイルネットワークに対応していますが、キャリアが対応しているかどうかは公式サイトから確認することができます。ちなみに日本では、NTT ドコモ、au by KDDI、ソフトバンクをサポートしますが、楽天モバイルは非対応のようです。

見た目はこれまでどおり物理ボタンを多く配置したシンプルなデザインを継承し、OS も Android ベースの独自仕様(バージョン等は不明)で、音声通話や SMS、音楽再生、ナビゲーションなど最低限の機能のみに制限されています。
なお、現在公式サイトにて予約受付が開始されており、2025年7月以降の出荷が予定されています。
- 詳細はこちら: Light Phone III