Google 傘下となった Fitbit は、これまでにも様々な血圧測定に関する特許を申請・取得していますが、今回新たに「指で血圧測定」をする血圧計の特許を申請していることが発見されました。
今回の特許は、米国特許商標庁(USPTO)に提出されたもので、Gadgets & Wearablesによって報じられています。数週間前にも Fitbit が新たな血圧測定技術の特許を申請したことが発見されましたが、それとは別の特許が米国特許商標庁(USPTO)に提出されました。
今回の特許資料には、Fitbit が指に装着するタイプの血圧計を開発していることを示唆する複数の画像も含まれています。

このデバイスには高精度の容積脈波記録(PPG)センサーが搭載され、血圧に加えて心拍数や血中酸素の測定にも対応する可能性があるとされています。また、従来のカフ型血圧計のような動的に加圧できる機能があり、血流を調整することで血圧測定の精度が向上するとしています。ただし、これに関するデータなどはまだありません。
指に装着するタイプの血圧計は測定精度の課題などがあるため、これが実際に製品化されるかはわかりませんが、カフ型よりもコンパクトで扱いやすくなることが期待されます。
Source: USPTO via Gadgets & Wearables