Google は Pixel 9a を正式に発表しましたが、一部デバイスにおける「部品の品質問題」の影響により、発売が延期されました。この理由については明らかにされていませんが、リークされた情報によると、カメラ周辺の過熱が影響した可能性があるようです。
過去数モデルの傾向として、Google はグローバル向けに新しい Pixel スマートフォンを発表すると数日以内には予約注文を開始し、数週間以内に出荷というスケジュールを採用していました。しかし、Pixel 9a では発表後に予約注文はできず、発売日も明確にされないまま延期されています。日本では現時点で予告のみ行われており、正式な発表はされていません。
これは「部品の品質問題の調査のため」とされていますが、具体的な内容には触れられていません。
しかし、リーカーの Tech Auntyji 氏が、特にカメラ周辺の発熱問題のため「非常に注目度の高い」スマートフォンが突然回収されたと伝えています。このデバイスはアップデートでバグが修正された後、4月に戻って来る事も伝えており、Google Pixel 9a のスケジュールと一致しています。また、続きの投稿では「Don’t Google it.」と伝えていることから、確実に Pixel 9a を示していると思われます。

すでに非公式に入手した Pixel 9a のレビュー動画なども投稿されていますが、これらの動画から夜景モードにおける動画撮影の問題や、長時間の負荷をテストするループベンチマークではパフォーマンスが約60%に抑えられていること、一部のゲームプレイで遅延が発生すること、アクティブ安定化動画での問題などが確認されています。
今回の発売延期は、これらの問題を解消するための対応である可能性があり、正式な発売時には安定した動作が期待されます。
一方、Google Japan は2025年3月29日に渋谷で「Google Pixel Imagination Studio」イベントを開催することを予告しました。このイベントの詳細はまだ明らかにされていませんが、Pixel 9a が正式に発表される可能性も考えられます。