Google は、Android 向けの Google アプリに「アクティビティ」タブを新たに導入する準備を進めています。現在はベータ版の一部ユーザーで確認されており、検索履歴や保存済みのアイテム、ユーザーのすべてのコレクションに簡単にアクセスできるようになる予定です。
この変更は、Google アプリ v15.12 (ベータ)で確認されたもので、これまで画面下部にあった「保存済み」タブが削除され、新たに「アクティビティ」タブが追加される形となります。現在の Android 版 Google アプリでは「ホーム」「検索」「保存済み」「通知」の4つのタブが表示されていますが、今後は「保存済み」が「アクティビティ」に置き換えられる見込みです。
新しい「アクティビティ」ページでは、以下の3つのセクションにアクセスできます。
- 検索履歴: これまでに行った検索と、それに続いて開いたウェブページの履歴を時系列で表示します。あとから再訪したいページを探す際に便利です。
- 保存済み: ユーザーが手動で保存したウェブページや画像、マップの場所などをまとめて確認できます。従来の「保存済み」タブでできたことが、この中に統合されます。
- すべてのコレクション: 保存済みのコンテンツを、カテゴリごとにまとめた「コレクション」機能にもここからアクセス可能です。旅行、買い物、レシピなど、自分で作成したコレクションの管理がしやすくなります。
なお、この「アクティビティ」タブは、すでに iOS 版の Google アプリでは提供されているもので、今回の変更によって Android でも同様の機能が利用できるようになります。
現時点では一般ユーザー向けの正式な提供時期は明らかにされていませんが、今後のアップデートで順次展開されると見られます。なお、筆者の環境(Pixel 9 Pro / Google アプリ v16.10.40.ve.arm64)では本機能は確認できていません。
Source 9to5Google