Google マップ、タイムラインの訪問履歴が消える問題を修正。バックアップから復元可能に

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今月初めから一部のユーザーで発生していた、Google マップのタイムラインにおいて過去の訪問履歴が突然消えてしまう問題について、Google が修正を行ったことが明らかになりました。この問題は、タイムラインを有効にしていたにも関わらず、タイムライン上から訪問場所の情報が突然消えてしまうというもので、ユーザーから多くの報告が寄せられていました。

この問題はすべてのユーザーに影響していたわけではありませんが、Google はタイムラインの訪問履歴が消えるという問題について、「一時的に技術的な問題が発生し、一部のお客様のタイムライン データが削除されたことが判明」したことを認めました。

現在、Google マップでタイムラインを有効にしているユーザー向けにメールが送信されており、タイムラインで発生していた問題が修正されたことが伝えられています。これにより、新しい訪問履歴も適切に保存されるようになります。

なお、過去の訪問履歴については、「暗号化バックアップが有効になっていた場合は、データを復元できる可能性がある」としており、Google マップが最新バージョンになっていることを確認した上で、タイムラインに移動し、画面上部にあるクラウドアイコンをタップして、バックアップを選択してインポートします。問題が発生していたときには、この手順が機能しませんでした。

ただし、これでほとんどのユーザーのデータを復元することができますが、バックアップが無効になっていた場合は、復元ができないとしています。

今回の件を受けて、タイムライン機能を利用しているユーザーは、今後のトラブルに備えて暗号化バックアップを有効にしておくことをおすすめします。バックアップの詳細については Google ヘルプ等をご確認ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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