Google ウォレット、子ども向け機能を発表。まずは海外で提供開始

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Google は本日、新たに発表した Pixel 9a とともに、子ども向けの Google ウォレット機能も発表しました。

この新機能は、ファミリーリンクで管理された Pixel 9a などの Android デバイスを使用する子どもたちが、保護者の同意のもとで Google ウォレットを利用し、店舗での非接触型決済を行えるようにするものです。

保護者は、ファミリーリンクアプリを通じて子どものウォレット使用状況を管理できます。カードの追加時には保護者の承認が必要で、購入時にはメール通知を受け取ることができます。また、クレジットカードやデビットカードを追加する際には、Google アカウントのパスワードを直接入力する必要があります。このほかにも、最近の購入履歴の確認、カードのリモート削除、ウォレット機能の無効化などが可能です。

一方、子どもは、イベントチケット、図書館カード、ギフトカードなどのパスをウォレットに保存できますが、オンライン決済や健康カード・IDカードの保存はできません。

また、子どもが Google ウォレットで支払う際には、これまでと同様にデバイスの PIN、パスワード、指紋または顔認証が必要になります。

この機能は、米国、英国、オーストラリア、スペイン、ポーランドで今後数週間以内に提供開始予定です。また、Pixel 9a での導入後、他の Android デバイスにも順次拡大される見込みです。日本での提供はまだ未定のようですが、今後のアップデートで利用できるようになることに期待したいところですね。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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